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キスができない、恋をしたい (幻冬舎ルチル文庫 さ 2-13) /(2008/01)2008.02.29 Friday
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ライブハウスで働く天野侑の六歳年上の恋人・岩佐憲之は、フリーのSEで超多忙。わかってはいるけれど最近話しさえしていないのはさすがに切ない。駄目な恋ばかりしていた侑を叱ってくれ、ちゃんとセックスしてくれた憲之―それから付き合い始めた二人は、好きあって始まった関係ではない。でも今は憲之のことが大好きなのに…落ち込む侑に憲之は…!?(抜粋)
侑の一人さみしいシーンから始まってこのストーリーの展開はいったいどこへ…。そこから過去の出会いのシーンへと話は戻って…。と、この手法ってあまり私は読めないかも。その最初の憲之の印象と出会いの辺りから後の印象がなんか違って違和感。憲之は最初堅物で寡黙な感じかと思いきや出会って侑に絡んだり、物申したり、まさにベッドではシニカルな皮肉好きで結構口の利き方も乱暴で面白い男だった。その違和感で最期までいまいち憲之の人物像がつかめなかったんで、微妙…。
侑の一人葛藤や、憲之に影響され人としてまともになっていく様は結構面白くかわいかったのですが、いまいち憲之の甘さが最期までなく、悶えました。
ところどころ、遼一&春海も登場でそれには萌えです。最期の二人のショートも満足でした。
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恋愛証明書 (幻冬舎ルチル文庫) /(2006/3/15)2008.02.28 Thursday
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はじまりは3年前。カフェレストランで働く安芸遼一は、美しい妻と愛くるしい男の子・准と訪れる常連の客・皆川春海に一目惚れした。しばらくして、離婚し落ち込んだ春海に夜の歓楽街で会った遼一は、身体だけの関係を持ちかける。それから1年。月に二度だけの逢瀬のたび、春海に惹かれていく遼一だったが、想いは告白できない。やがて別れを決意した遼一に春海は…。 (抜粋)
崎谷作品の中でこの一冊は一二を争うお気に入り作品です。
受けの遼一が大人で奥ゆかしく、優しい性格でってのが萌えです。春海も真面目で優しいっていう一見面白味のない二人がお互いの本心を隠したまま最期までジレジレするこの展開がたまりません。想いが通じ合った後のエッチが二人して乱れ過ぎてニヤニヤ笑いが止まりません。遼一はかわいいし、春海はなんか人変わっちゃってるし…軽く言葉攻め。准君の生意気な感じの言動がかわいいです。将来、遼一に恋しちゃわないでね〜って感じ。崎谷さんの作品の女性はひどい設定の人でもなんか憎めなく描かれているから嬉しい。春海の元妻もそんな感じ。
お気にな話なのでもっともっと甘あまな二人を見たいです。
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ナインストーリーズ 1 (1) (ルチル)/トジツキハジメ (2007/10/24)2008.02.27 Wednesday
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白金のエクソシスト、ギィジャルルクロオ。自ら対悪魔の武器と同化したクロオは永遠の魂を手に入れた。子供の頃、武器となった「彼」を手にしたことにより、千架の中にクロオが入り込む。クロオが千架の体を使うときは、千架の意識は奥深く眠る。そんな二人の秘密に気づいた沓澤は、クロオの最愛の錬金術師を思い出させ…!?(抜粋)
↑凄いあらすじです。頭の悪い私にはパッと読んで意味わからん。
こういう設定にもうついて行けないオバサンになった心境。
作風が結構気に入ってたのですがファンタジーはちょっと淡白すぎるこの方の作風には会わない気が…。イマイチ入り込めませんでした。"
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ジョカトーレ、捕獲計画。/鬼嶋 兵伍(2007/11/7)2008.02.27 Wednesday
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サッカー部のエースの加藤の様子がおかしい。ガッツと闘争心、タフな体にカリスマ性をも持ち合わせ加藤が練習中に倒れたのだ。しかし、それは後輩マネージャーが加藤の体に仕込んだ或るモノの所為だった。(抜粋)
表紙の受クンとタイトル買い。なかなか読み進むのが困難。話が突飛。
でもプロレスの話は豹変する受けにちょっと萌えちゃった。
さすが麗人だと思った。
AMAZONのレビューがわんさかあったのでつい購入。
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飴と鞭 (バンブー・コミックス ) /内田カヲル(2007/10)2008.02.27 Wednesday
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中学教師上総は教え子の長谷川が気になって仕方がない…。
しかしある出来事から、その想いを長谷川本人に知られてしまう。
その日を境に上総の苦しくて甘い地獄の日々が始まった。
初めての作家さん。どうも迫力ある親父の受が抵抗があったのですが表題作は面白かった。
しかし噂どおりのオヤジの凄さ。一回目はお腹いっぱいの途中挫折です。このお腹いっぱい具合が良くなってきそうで、怖い。まだ全部読んでないですが時間のあるときにじっくり読みます。
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リスタート (ビーボーイコミックス)/(2006/10/10)2008.02.27 Wednesday
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下り坂のモデル匡は後輩の売れっ子モデルアキと酔った勢いで体の関係を結んで以来彼が気になり…。
結構最初からアキの気持ちはみえてて、ストーリーとしては割りと単純。絵がずいぶんスッキリしてきて、さらに雰囲気が良くなりました。
エロも薄いのですが、アキが年下ワンコ攻めがちょっぴり入って萌えです。
匡が売れちゃったらアキがどうやって攻めるのかな〜と先が気になります。
同じモデル仲間で、売れないかわいい系受けちゃんとオヤジカメラマンの話も受けちゃんがどう成長するのか妄想中。
この作家さんは先が気になるストーリがうーんと困ってしまいますが、うまいって感じです。
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シグナル (花音コミックス)/(2007/5/29)2008.02.26 Tuesday
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月に一度だけ注文できる特別なカクテル。
それはバーのオーナー・芦原とベッドを共にできる合図──。
会社の先輩に芦原の店を紹介された村上もまた、
平凡なサラリーマン生活を一転させる関係を芦原と持つことになった。
クールで手馴れた芦原に振り回されながらも彼への想いを募らせる村上。
しかし大勢の中の一人でいることに限界が来ていた──。(抜粋)
芦原の性格が良くつかめなく、ストーリー展開がちょっと分かり辛い気がしましたが、表紙に萌え買いです。
村上君が結構お子ちゃまなので今後男らしく攻めちゃう日はくるのか大変気になります。ヘタれ好きにはたまらない感じです。「理不尽な幸福」でちらりと見せた芦原の照れた感じには村上じゃないけどガツンとやられました〜!で、その後風呂場でヌケ発言に撃沈です。
「言葉より強く」→三上&渋谷のその後ストーリ。でもまだ全然ラブ度上がってません。はやく、二人とも素直になってラブラブして欲しいです。
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吸血鬼には向いてる職業 (B-BOY NOVELS) /(2007/09)2008.02.25 Monday
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マンガオタクの筋金入りの編集者藍が新しく担当することになった大人気『ゴスちゅる』の作者漫画家黒田瑞祥。超遅筆で性格が捻じ曲がって最悪なのはまだ許せても、マンガを描くのは暇つぶしなどとのたまう。藍はオタク根性見せて、なんとか黒田から原稿をもらおうと、無理難題を受けて立ち…。
ここでもまた、『ゴスちゅる』の設定を作中登場人物が語るのですが、それが面白い。今回吸血鬼の設定ってどうなの、とあまり期待せずに購入しましたが、確かに何でまた吸血鬼の必要がと頭で思いながらも、あっという間に楽しく読んでしまいました。
吸血行為のためのエッチで、ジレジレとした萌えはないのですが黒田の「甘党なんだ。」に「ギャー!」と不意に萌えてしまいました。おバカな私…。
吸血鬼は不滅なのでところどころ切ないくだりがあります。
最期のあたりは二人が添い遂げれますように,,,とおもわずホロリとさせられちゃいました。
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愛なら売るほど (ビーボーイノベルズ)/(2006/10/17)2008.02.25 Monday
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高らかに愛を謳い、真実の愛を求める彷徨人、その名は麗奈―流行語大賞獲得、社会現象ともなった大ヒットマンガ『愛売る』の作者・泉は、十年ぶりに出席した同窓会で、高校時代から想い続けていた飴屋と再会する。変わらず素敵な彼が自分を覚えていてくれたことに浮かれる泉だったが、「真実の愛なんて興味ないね」という言葉にはちょっぴり傷ついて…。(抜粋)
まず、作中の立花キャンディー(このペンネームもすごい…。しかもちゃんと意味があるところが。)の作品『愛なら売るほど』の主人公姫女苑麗奈の設定に脱帽。このストーリーを作中登場人物が語るのですが、それが面白すぎる!どんな漫画だよ、見てみたいっ!
それを描いている泉ってぜんぜんすごいってー!泉の思い人飴屋は一見クールなレディースコミックなんて絶対読まない、本人も周りにはあくまでも漫画など読んでない様に振舞うのですがしっかりファンだし。二人の会話は同級生らしくてすごく良かったです。
泉が正体を明かさないので、会話後微妙にかみ合わず、編集の橘と飴屋のやり取りとか二人がすれ違っている様はすごく面白かった。
めちゃくちゃ、上手な作家さんです。
「愛ならひとつだけ」で飴屋のメロメロ振りが書き下ろしでまた良かった〜。
「愛ならいらない」で史織が『愛売る』に嵌っていくところは同じくワクワクしちゃいました。結局どうして橘とくっついたかはよくわかりませんが最初なんかキャラよめなかった史織が最後はかわいーって思っちゃいました。
案外熱いキャラなのが萌えです。
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ごめんなさいと言ってみろ (ビーボーイノベルズ) /(2006/8/12)2008.02.25 Monday
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出版社のパーティーで出会った、少女マンガ家のリツとハードボイルド作家の久々野。初対面は最悪、再会も超バッド・シチュエーション―なじり合って罵り合って、お互いの印象はドン底だった二人だが、そんな彼らに突然コラボ企画が持ち上がった。「よりによって作風正反対のおれ達が共同作業だなんて無理無理無理!」と、かたくなに断ろうとしたリツだが…。
漫画家シリーズ第2弾。
全くリンクしていないため、興味なく未読でしたが「きみがいなけりゃ息もできない」の復刻に影響され読んでみました。
面白かった。正直ルコちゃんのキャラが凄過ぎたので期待していなかったのですが意地っ張りで強気な律のキャラは大好物です!最初の久々野のホテルの部屋のベッドに挟まっていた律には笑いました。久々野をはめようと麗と画策して失敗するところも爆笑です。
この作家さんは「きみがいなけりゃ息もできない」でうまいなとは思っていたのですがあれが面白すぎてあまり意識してなかったのです。冒頭から引き込まれるストーリーと脇キャラも面白く、設定のうまい方ということがわかりました。
みんな一筋じゃ行かない設定のある人物ってすごいです。
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