評価:
砂原 糖子
新書館
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(2008-02-09)
コメント:敬語・丁寧語に萌え!
Amazonランキング:
67423位
(あらすじ・抜粋)
ゲイである自身の性癖に罪悪感があるホテルマンの多和田は29年間恋愛経験無し。
かつて好きだった親友の石野から男を紹介してもらうことになり待ち合わせ場所に…。
現れた男新山に、雰囲気や外見が好みで惹かれてしまうが彼は実は別人だった。
新山は親友石野の従兄弟で、紹介する男の都合が悪くなったことを伝言するために
現れたのだが、興味本位でゲイの振りをしてしまう。
内容的には劇的な事件はないのですが、偽りから始まり、
新山は多和田を自分の仕事のネタにしてしまったり、
そして新山は根っからのノーマルで遊び人。
結構波乱を感じさせる設定がおおありです。
惹かれあっていることを自覚してからの二人でも、
もろもろの問題点がすれ違いを作ります。
なので、はなしはぐいぐい引き込まれあっという間に読みきれました。
萌えポイントは、多和田が過去好きだった石野と新山が
従兄弟で何かとそこが嫉妬の要因になって新山の思いが熱くなるところ。
年上なのに、常に敬語で話す多和田の乙女っぷり。
新山のいじめっ子体質、しかもベッドではさらに言葉攻め。
そんなところでしょうか。