評価:
砂原 糖子
新書館
¥ 588
(2009-09-10)
コメント:勉強になった
Amazonランキング:
128540位
Amazonおすすめ度:
割れ鍋に綴じ蓋
好みが別れるかと。
深刻なシリアスではなく、やっかいなアンバランス
睡眠障害のナルコレプシーを患っている倉知。
ところ構わず襲ってくる発作的な眠気のため、
生活に支障を来すことの多い倉知をフォローしているのが、
同級生で同じマンションの住人でもある上木原だ。
理由は退屈だから。倉知とは反対に上木原は不眠症で長い夜を持て余していた。
だがいい加減で本音を覗かせない上木原が自分に構う本当の理由、
倉知はそれが知りたかった——。
心に闇を抱く二人の、癒しと再生の物語。
これをきっかけに睡眠障害をググってみた…ら…・。
ああ、今日大事な会議中に10分間、眠った気がする自分に青ざめた(-"-)
通勤電車の中でも、眠くならないように(座ったら即効なので)気を
使って立っているんですけど、眠ってしまう。。。
なんだか、ヤンでる可能性ありです。
この話は、まったりしているようで、結構、非日常です。
心の闇は、上木原にしかないような気がしましたが、
つまらない内容な割りにクイクイ読めました。
そこは、さすが、砂原陶子さんですねえ。
テーマが微妙なんでコメントしずらいですが、
いろいろ知るきっかけになるのでこういうテーマも
おもしろいと思いました。
人間の脳はまさに宇宙、、、、。
上木原の人物像がいまいち、つかみ切れなかったので
モヤモヤしましたが、倉知好き好きオーラをにじませ始めた
中盤から、おもしろかったです。
上木原は結局治ってるんだよね…?
違った?